MUKU-DATA  黄檗(キハダ) 2m~2.7m 厚み30mm 乾燥材

キハダの端材たち・・
同じ共木からの端材だが4枚並べて立ててみると何だか楽しそうに見える。
1本の丸太から板を製材する際にまずは平面を作るために挽く際の挽き落とし部材。
樹皮も多くよりいっそう自然な感じが残っているとも言える。
こういった部材もどこかで活用していくと楽しくなりそうだ。

このキハダ、樹齢はそうなく、見た感じ30年ほどか・・?
高樹齢の木は材としても用途も広く価値もあるかとは思うが、
樹齢のない若い木は若い木でその良さはあるかと思う。
例えば、ぱっと見、軽やかな感じがする。
高樹齢にはない、若さ、軽やかさ、楽しさ、ポップな明るさを感じる。
保育園なんかの内装には、そこで集う子供たちも木と共に元気が出てきそうな気もする。
若さゆえに、暴れやすいという特徴もあるが、
それも取り込んで暴れた感じでもOKっていう内装にしちゃえばいいのでは・・?

木をみているとやっぱり人と同じだなぁ・・と思う。
50代は同年代、同じような視線でその木と向きあえる。
樹齢200年の木を前にすると、それが小さな端材でも軽い感じでは触れない。

このキハダ君たちを見ているとワイワイと話し声まで聞こえてきそう。
後ろ(木裏)姿までも楽しそうに見えてくる。